CTスキャンとは「Computed Tomography(コンピューター断層撮影法)」の略称です。
CT検査はレントゲン検査の一種なので、体の周囲360度にX線を照射し、体内を通り抜けたX線量を測定。その名の通りコンピューター処理をすることで、鮮明な断層画像を作成することができます。
また、体のあらゆる部位の輪切り画像や全体像を生成できるため、診断装置さえあれば、全身のどこでも検査することが可能。あらゆる疾患の発見に欠かせない検査です。
服部胃腸科では、がんの早期発見と治療を目指し、最新の16列マルチスライスCT装置を導入しました。この装置により、胸部や腹部の精密な画像を取得することが可能です。従来のレントゲンでは見つけにくい腫瘍や炎症を高精度で検出できるようになり、より効果的な診断と治療が可能になりました。
当院では「内臓脂肪CT検査」にも対応しています。これは、腹部の1スライスを撮影して内臓脂肪と皮下脂肪を測定する方法です。内臓脂肪が100㎠以上になると、内臓脂肪型肥満と診断されます。
「内臓脂肪型肥満」とは、いわゆる「メタボリックシンドローム」と呼ばれる肥満の一種。内臓の周りに脂肪がたまるのが特徴の肥満です。上半身に脂肪が集中しやすいため、「リンゴ型肥満」とも呼ばれています。このタイプの肥満は中年以降の男性に多く見られますが、閉経後の女性にも増加する傾向があります。
内臓脂肪CT検査 | 3,240円(税込) |
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健康保険証、問診・同意書などをご持参ください。
CT装置の寝台に仰向けに寝て検査スタートします。
検査中は身体の力を抜いてリラックスした状態で寝てください。
約10〜20分で検査終了です。
※検査当日の飲食やその後の過ごし方については、担当医師の指示に従ってください。
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